朝食にヨーグルトを食べる。嫁が作ったヨーグルトにバナナが入る。別にバナナでなくてもいい。この前、飯山の道の駅でちょうど農家のおっちゃんがキウイを並べていた。嫁といた僕はヨーグルトにちょうどいいと思い「おっちゃんが作ったの？甘い？」と聞いた。おっちゃんは「ああ、そうだ。美味いぞ！」一袋買って翌朝。世の中にこんな酸っぱい食いものがあるんかい！と思うほど酸っぱいキウイである。レモンより酸っぱいキウイの話である。

もう何年も前に亡くなった僕のばあちゃん。名前はまつ。いかにも大正生まれの名前。このおまつばあちゃんが老人ホームにいた時、ヘルパーさんからおばあちゃん寂しがるからぬいぐるみを持ってきて！と連絡があった。当時小学生の娘のミフィーちゃんのぬいぐるみを持って行くと、ばあちゃんに渡す前にその場でヘルパーさんが、あのちっちゃなお目目とバッテンのお口しかないミフィーちゃんの顔にご太いマジックで大きく「まつ」と書いた！これには孫である小学生の娘が泣いた！

季節柄届くお歳暮にみかんがある。うちは今年みかんが３箱届いた。愛知、愛媛、静岡から。どれも小粒でとっても甘い。しかし家族4人（そのうち息子はそんなに食べない）で３箱は結構な量。一生懸命食べている。二階の寝床にも二つ三つもって上がる。別に虫歯があるわけじゃないのだけど、みかんて冷たくないっすか？昔あった冷凍みかんじゃあるまいに。そんだけうちの廊下や寝床の部屋が寒いってことか？甘さも感じるがその前にちみたさも感じるのは僕だけ？

正月に嫁の実家に集まり新年会をした。前は三姉妹それぞれ子供を連れてにぎやかだったが、皆デカくなり今年はうちの息子と三女の妹の中３の娘だけ。大人達は酒を飲み息子とその娘は寿司を食べているわけだが、その娘がおとなしい子なので、気を使ったうちの息子が「どこの高校行くの？」とその娘に聞いた！気を使った！偉い！その娘がボソッと高校の名前を言うと、息子は「スゲ！偏差値高いんでしょう！」と言ったので、すかさず父である僕が息子に「偏差値って何？」と言うと息子は「知らねー！」

そりゃ電話だって遠くて聞き取りにくい時はありますよ。早口の人だっていますよ。ハンプティ は一応予約制。まぁもちろん飛び込みでもその時空いていればいくらでもやらせては頂きますが。嫁が電話を取って予約表に書き入れたお客様の名前が、来て見りゃ全然違うお名前！なんて事もたまにある。まぁスタッフだけが見るのでいいのだが。あのノムちゃんが予約の電話取った時、聞き取れなかったんでしょう。「宮島さん」を！嘘じゃないでしょう！聞こえた通り予約表に書いたんでしょう！でもね、いますか？日本人で「みやちゅっちゅるさん」

ご存知の通り飯山は長野県いや日本でも有数の豪雪地帯！その飯山高校野球部１年生の息子。部員は皆長靴を持って行く。先日息子がうちにあるのでいいからと、持って行った。それはうちにスタッフが3人いた時、代わり番こに雪かきする時用の今どきの長靴。息子が次の日にありゃダメだ、デカすぎて走ってもすぐ脱げちゃう！と言う。よく見たら30センチの長靴だったって！そりゃ脱げるわ！

そりゃ、時代ですもの、今見りゃまるでビーバップハイスクールですよ！リーゼントに長ラン。ボンタンなんかスリータック、フォータック当たり前！僕は短ラン決めてましたけど！それが高校時代。じゃあ中学時代はと言うと、ベルトレスのパンタロンが流行ってた。スタイルのいい先輩が履いているとまるで西城秀樹！さっそく僕は地元では伝説の倉石カンゾウ商店！略してクラカンへ！履いてみましたベルトレスのパンタロン！もうお気づきでしょう！僕みたいなチビ助はパンタロンが広がる前に裾を切るのです！ここから広がるぞ！はいこれまでよ！というなんともみじめなズボンになるのです。

僕も何年か前に組合の全国大会で行ったが、青森は遠い。そん時は津軽三味線聞きながら酒の呑める居酒屋で飲んだ！という話を嫁にしたら、私も若い頃、妹と行った！と言う。たしかに僕も嫁も太宰治が好きだ。今は博物館になったが、嫁はこの太宰治の実家、斜陽館に泊まったという！いいなぁ。そして嫁はさらに続ける。地吹雪体験ツアーがやりたくて⁉︎南国から来たならまだしも長野から行ってるのにもかかわらずである。しかしこの地吹雪体験ツアーこの日は中止になったらしい！その理由はなんと、地吹雪がすご過ぎて！