結婚式にお呼ばれのおじいちゃんがカットに来ると必ず言う一言がある。バッチリ仕上がった自分を鏡で見つめ「綺麗んなった！婿さんと間違えられちゃう」

うちのお客さんが、おじいさんとテニスをテレビで観ていた時のホントの話である。今話題の大坂なおみちゃんを見ておじいさんが一言！「テニスってあんなに日焼けするんかい！」

高校時代からコンタクトレンズである。勉強のし過ぎとは冗談でも言えない。別に理由は無いが、ここんとこメガネにしている。ところがメガネってすごく汚れる。1日何回もハーと息を吹きかけ拭く。仕事柄なのか知らんがやたらと汚れる。待てよ、って事は顔だって相当汚れてるはずだ。僕が特別って事は無いはずだ。皆さん、人の顔ってのは結構汚ったないものですぜ！

ほぼ毎週、松本から特急しなので帰ってくる。ほぼ酔っている。この前俺以上へべれけに酔ったおっさんが僕の通路をはさんだ横のシートに座った。座ると同時に眠り始めたそのおっさんの携帯が鳴った。デッカい声で「もしもし！おっ！山田か！なんで俺がここにいる事知ってるんだ！」漫才のようなホントの話である。

息子がグローブを買おうとしている。TAMAZAWAの漢字バージョン。いわゆる漢タマ。定価48000円。お姉ちゃん2人もソフトボール娘だったので、あっそれと親父である僕も野球だったので、現在うちにはグローブが12個ある。1チームより多いやないかい！それもみな安くないこだわりの物ばかり。グローブが好きな人はわかるだろうが、匂いがいいよね。現在使用中の使い込んだやつは汗臭くて死にそう。まるで剣道のコテかい！だが新しいグローブの匂いはたまらなく良いのだ。

今はすっかり見なくなったが、プロレスが大好きだった。さすがに力道山は知らないが、日本のプロレス創成期は何と言っても馬場か猪木でしょ。死んだ親父が力道山死んだ時泣いた！って言ってだけど、僕は馬場が死んだ時泣いた。燃える闘魂！猪木より世界の御大G馬場派！昨日未亡人の元子さんが亡くなった。ご冥福をお祈りします。馬場さん伝説その1。あまりのデカさに飛行機に乗るときは羽根に手を入れるらしい！その2。ゴルフでパターが決まり穴からボールを取り出そうとしたらグリーンごと持ちあがった！らしい！

子供が小さい頃裏の公園に遊びに連れて行くと、あづま屋で高校生のバカップルがイチャイチャしている。子供は遊具で遊ぶ。落ちたらいかんと見守る俺だが、バカップルのプレイがエスカレートしている。こうなると子供を見守る目は自然とバカップルの方を見る割合が増える。気付かれんようにポジションを変えまるで興味ないのよ、のおじさんになる。どうして「これこれ青少年！おウチでしなさい」とは言ってやれず何やっとんじゃい！と思いながら気になってしょうがないおじさんなのである。

小学1年から3年までの担任が丸山先生だった。絵が専門で、子供たちの誕生月には先生が描いた絵のバースデーカードをくれた。3年生の終わり、つまり先生とのお別れの時は卒業アルバムならぬ、クラスのアルバムを作って生徒全員の似顔絵を載せてくれた。僕が絵を好きになったのは、少なからず、いやほぼ丸山先生のおかげである。晩年は地元の博物館と美術館の館長やアトリエで創作活動をしていたらしい。三年ほど前、亡くなったと聞いた。思い出して絵でも描こうかと思ったが、怒られてひっぱたかれた事しか浮かんでこなかったので、やめた。

秋に比べて楽ではあるが、花粉症である。昨夜は飲み会で酔っ払って帰ってきた。鼻水が止まらない。よくやるが、鼻栓をして寝た。テッシュペーパーの4分の1位を鼻の穴に左右詰める。酔っていたのでこの鼻栓がデカかった。右の鼻の穴が痛い。朝起きて鏡を見ると右の鼻の穴だけデカイ！触ると痛い。皆さま鼻栓の大きさにはご注意あそばせ！

小学生の時、毎年の音楽会で合唱と合奏をする。合唱はしょうがないが、合奏はこういう性格の人は、いわゆるその他大勢的な、カスタネットやリコーダーは嫌なのである。だからってピアノが弾けるわけもなく、鉄琴や木琴が弾けるわけじゃない。だから狙うは小太鼓！僕は6年間ほとんど小太鼓だった。一回だけ何年生だったか「しょうじょう寺の狸ばやし」やった時なんて、この小太鼓のプロはなんと木魚！スチャラカチャンの「ポクポク‼️」である。

こんなおっさんになってからも、高校の時のテストの夢を見る。まったくテスト勉強などしないのだから、わからないのは当たり前なんだけどね。どこから手をつけていいかすらわからない！カンニングしようにも隣のやつもわからないんだから、じゃあクラスの平均点0点て事だ！いいや！と安心してまた寝るのである！

嫁が息子の弁当用に買ってきた鮭。しょっぱい！だから肝心な息子は喰わない。だから毎晩俺の晩酌のつまみになる。しょっぱい。まるで塩。だからちょっとだけ食べる。チンすると硬くなる。かれこれ5日。まだ切り身の半分。今日もこの鮭を舐めながら晩酌である。